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2010年06月22日
冠婚葬祭用の黒のスーツをオーダー
足踏み式ミシンとは、踏板、ピットマン棒、ピットマンクランクなどにより、人の足の上下反復運動を回転運動へと変換する仕組みを動力源として持つミシンである。裁縫に限れば、日本では伝統的に和服の修理、丈の調整など日常に家庭で繕い物をすることが極めて多く、古くは花嫁修業の習い事のひとつとして和裁の習得が勧められていた時代もあった。オーダーメイド (order made, order-made) とは注文を意味するオーダーと生産を意味するメイドを合わせた注文服を指す和製英語。ミシンは、布、皮、紙、ビニールなどを糸で縫うのに使われる機械。また、この縫い目の形から、紙などに空けた切り取り用の破線状の孔などもミシンもしくはミシン目と呼ぶ。ただし、同じ裁縫であっても、豪勢な打ち掛けなどの値段やクオリティの高い和服の衣裳を腕のある和裁士が手掛ける場合は工芸品として扱われる。動力源としては、昔(1960年代まで)は足踏み式ミシンや手回し式ミシンが主流であったが、近年では電気(電動機)が動力源となっているミシンが主流となっている。